社会保険労務士へのアンケート調査結果レポート
調査概要
- 調査方法
- 専用アンケート用紙による自記式調査
- 調査対象
- 社会保険労務士
- 有効回答数
- 74サンプル
- 調査目的
- 社会保険労務士が認識している自身の職業の強みと弱み、抱えている問題を把握する。
- 調査項目
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- 取り扱っているサービス・業務について
- 今後強化したい・増やしたいと考えているサービス・業務について
- 現在の顧問契約先状況について
- 社会保険労務士個人・業界して抱えている問題・課題 など
調査結果
取り扱っているサービス・業務について
今後強化したい・増やしたいと考えているサービス・業務について
現在の顧問契約先状況について
社会保険労務士個人・業界して抱えている問題・課題について
- 1・2号業務と3号業務のバランス
- どのようにして他の社会保険労務士と差別化を図るか
- ファシリテーション能力、プレゼンテーション能力、実務能力
- もっともっと中小企業の経営者の懐の中に入り、その抱えている真の課題解決のお手伝いになれるための能力をつけること
- 経営者の人に対する対応が二の次であり、重要性を感じていても緊急性を感じていないところのジレンマ
- 顧客開拓が当面の課題、どうやって、見込み客を見つけ、アプローチするか
- 顧問契約が取れない・メリットを語れない
- 事業主の法令に対する無知とコンプライアンスの著しい欠如
- 自身をどうしたら理解し、知ってもらえるか
- 社会保険労務士=労働社会保険事務代行屋のイメージの払しょく
- 相手にとって何が得になることなのか適格に答えることが難しい
- 働く事への考え方をもっと広げたい
- 価格競争・報酬のダンピング
- 本音と建前での考え方の違い、過剰サービスの要求
- 労働保険・社会保険の重要性を認識せず、従業員の事を全く考えていない会社に対し、理解を与えることが出来ないこと
- 労働法全般が労働者有利になりすぎている
- まだまだ社労士の認知度が低いと感じる
- 業界全体のレベルが低く、どこに向かっているのか不明確、将来の展望が見えない点
- 顧客にニーズに対応できるスキルの向上
- 士業間の業務侵害(就業規則における行政書士との問題、個別労働関係紛争での簡裁調停代理権の獲得における弁護士会との関係など)
- 社会保険労務士が具体的にどのような分野で貢献できるという認知度が低い
- 社労士の仕事も幅が広くなり、それなりの知識が必要であるが、それに対応するだけのスキルがないのが課題
- 社労士の質の低下、デジタル化
- 社労士もコンサルや研修ができることをもっと知ってもらいたい
- 社労士業界の責任ではありませんが、過剰労働、残業代の不払い等で悩んでいる労働者に直接手を差し延べる事ができていない
- 人の専門家ですから、高い人間性が求められている
- 人間力の面(人間的魅力)で強い方が少ない
- 税理士と社労士の関与率の違いは何か?
- 専門性がない、誰でもできてしまう、税理士の様な絶対的業務がない
- 年金の専門家としては認知度はあがってきているが、労務相談についての重要性について社会的に認知度は低いと思う