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自分のタイプを知って仕事をもっと効率よくこなそう<PAEI>

2016年 9月 21日

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一人ひとりの個性や特徴を診断し、PAEIという4つのタイプに分けて、仕事をする上であなたや周囲の人の長所や短所を見極める方法の1つとして活用する方法があります。自身のタイプを知ることで、仕事の効率アップ、仕事場でのコミュニケーションの向上、そして自分だけでなく、周りの人の可能性も最大限に引き出せる人に近づきます。

自分のタイプを知って仕事をもっと効率よくこなそう

PAEIでは、タイプは大きく以下の4つに分けられます。

P(Producer)生産者タイプ

日銭稼ぎをする人
このタイプの人は、自分自身の仕事を成し遂げることに集中し、実際に行動するタイプです。
仕事を行う過程ではなく、「仕事を完了させること」を最も重要視します。そのため、長期的な事よりも、短期的な事柄について考えることが多く、日々の業務をこなすこと、日々の売上数量を達成することに意識が強くあるタイプです。

A(Administrator)管理者タイプ

管理する人
このタイプの人は、仕事をする上で「ルールに沿った過程」を最も重要視します。仕事のプロセスをシステム化し、計画に基づいた行動を好み、曖昧さや思いつきでの行動を好みません。他のタイプから見ると締め付けが強いと感じるかもしれません。

E(Entrepreneur)起業家タイプ

起業家精神旺盛な人
このタイプの人は、自分や会社の大きなゴールに焦点を当て、夢を描きつつ常に将来を見通すタイプです。どちらかというと、短期的な事柄よりも、長期的な事柄を考えることが多いと言えます。そのため、企画や商品企画などアイディアが必要な場面で力を発揮し、それを実現するための細かい仕事は他人に任せる傾向にあります。

I(Integrator)まとめ役タイプ

企業風土を重んじる人
このタイプは、チームワークを最も重要視します。チームの協調性を大事にし、対立はできるだけ早く解決し、グループが結束して仕事ができるよう常に努力しています。他のタイプの人がチーム全体のゴールや人間関係よりも個人的なゴールに焦点を当てているのと対照的に、このタイプはみなが同じ目的を達成するべくチームメイトのモチベーション向上に割く時間を惜しみません。

効果的に4つのタイプを組み合わせる

仕事をする上で、これら4つの能力を持ち合わせ、必要に応じてその能力を発揮するのは必要不可欠なスキルです。自分のタイプだけではなく、職場の上司、同僚、部下のタイプを知り、それぞれの長所を尊敬することで、よりまとまりのあるチームとして機能することができるでしょう。

会社の時期によって求められるタイプは異なる

例えば、新規で事業を興した場合には、必要となるタイプは長期的な計画を描く起業家タイプと目の前の日々の業務をこなす「生産者タイプ」です。「起業家タイプ」が描いた計画を実行する「生産者タイプ」と力を合わせて実施することが必要になります。事業が軌道に乗ったり、拡大が進んでくるとそれに伴って「生産者タイプ」の人がたくさん必要になってきます。また、この時に生産者の行動計画を管理することが経営者の目だけでは行き届かなくなるため、「管理者タイプ」や人間関係の結束が必要になるため「まとめ役タイプ」の人が必要となってくるのです。

また、人材のバランスも大切です。「管理するタイプ」の従業員ばかりが集まると、企業の経営は官僚的になっていき、創造性が低下したり、技術革新などが起こりづらく企業の衰退が進んでしまいます。

あなたはどのタイプ?

あなたはどのタイプにあてはまるでしょうか?日常の仕事ではどのような場面で個性が発揮されているか考えてみてください。こうすることで、自身の強みと弱みが明確になり、新しい習慣をとりいれるきっかけとなり、より気持ちよく仕事ができる環境への第一歩となることでしょう。