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数字で見る美容室市場の深層

2016年 10月 12日
ますます拡大する美容院市場
1世帯当たりの全国の美容家計支出の推移

家計支出からみると美容の1世帯当たりの支出傾向は拡大傾向にあります。

世帯の美容家計支出は年間29,186円でここ5年間9.3%増加

東海地方(名古屋市・岐阜市・津市)の美容の家計支出

また、東海3県の県庁所在地では、全国平均と比較して、支出が大きく、美に関心が高いエリアといえます。

名古屋市・岐阜市・津市のいずれも全国平均よりも美容院にかける費用が大きい

※ここでは、「カット代」、「パーマネント代」、「他の理美容代(セット代、ヘア・マニキュア、ヘア・カラー、なでつけ代、美容院の洗髪代など)」の3項目の合計金額を計算しています。

全国の美容院の市場規模

美容院での国内の総支出金額を推計は、全国では1兆6464億円で、5年前と比較して、14%増加したことになります。※ここでは、上記金額に総世帯数を掛け合わせて金額を推定しています。

美容院での国内の総支出金額は14%増加

東海地方の美容院の市場規模

また、愛知県では1069億円、岐阜県では242億円、三重県では237億円となっています。
愛知県、岐阜県、三重県の美容院での総支出金額

競争が激化する美容院業界

愛知県内の美容室数は年々増加しており、厚生労働省の衛生報告例によると美容所数の軒数は11,526軒です。また、全国では美容室は237,525軒あり、この軒数は全国にあるコンビニエンスストアの数54,000店舗と比較しますと約4.4倍の数になります。

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国内の人口は減少していくなかで、美容室数の増加が起きますと、単純計算では1店舗当たりのお客様の数が減少するということになります。したがって、お客様の奪い合いや既存客の囲い込みなど競争が起きやすい状況にあります。

従業員不足の発生と売上拡大の可能性

こうした環境の中、以下のような状況が発生すると考えられます。

求人の不足の発生

美容所の軒数が増加することによって、店舗でスタッフの求人が発生します。しかしながら、美容師免許の取得数を見てみると店舗の増加スピードほど伸びていません。

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カット以外のサービスによる単価増加の可能性

少子高齢化によって、特にカットだけでなく、ヘアカラーを利用する世代については、大きく減少することはなく、比較的安定すると考えられます。カットだけでなく、ヘアカラーなど年代に応じた他のサービスを利用するお客様を固定客にもつお店では、売上の拡大につながる可能性があります。

お客様が美容室を選ぶ決め手

弊社の調査では、美容室の利用の決め手として、「利用しやすさ」、「親しみやすさ」が上がっています。

お客様が美容室を選ぶ決め手

今後はカットやカラー以外のサービスでお客様のニーズに応えることやお客様を迎え入れるスタッフの対応や魅力があるお店が選ばれるお店になると言えます。

美容室に関するアンケート調査結果レポート