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アンケート作成で知っておきたい2つのコツ「作り方のコツ」と「考え方」

2016年 5月 25日

アンケート作成のコツは回答者が答えやすく、調査担当者が集計・分析しやすいように作成することが重要です

調査方法について、様々な方法があります。(参考:アンケート調査の種類を理解して調査の成果を最大化しよう)
実際に調査を行うアンケートを作成するにはどんな事に気をつけたらよいのでしょうか。 作成して実施していくためには回答者が答えやすく、答えた人の実態を上手につかむために取り組みたいですが、その作成方法にはコツがあります。

質問の構成順序
1.あいさつ文と協力の依頼

アンケートの回答者へ調査の目的や回答から得られた情報をどのように扱うか説明を行い、調査の協力を依頼します。調査に対する目的が理解されないと回答がいい加減になったり、途中で回答が止まったりしてしまうため、最初に記載します。

2.本調査

実調査内容にあたり、調査は質問文と回答欄で構成されます。質問では本文とともにどのように答えたらよいか(記述式なのか、単数回答、複数回答可なのかなど)も含めて設計します。

3.回答者属性

回答者の年齢、性別、住所、氏名など個人情報にあたります。個人情報やプライバシーにあたる内容についてどのように取り扱うか説明します。

質問の方法

どのような方法で回答してもらいたいか、質問の方法によって誘導していきます。

選択肢の中から選んでもらう

「このなかで当てはまるものをお選びください」などの質問で選択肢の中から回答を選んでもらうように質問をします。

自由に回答してもらう

自由に回答してもらうように質問をします。想定している回答とは違った角度からの回答が得られる場合があります。ただし、回答の集計の方法をあらかじめ想定しておかないと集計が難しいことや、選択形式よりも回答の数が減る可能性があります。

尺度を尋ねる

「満足・やや満足・ふつう・やや不満・不満」の5段階評価のように尺度を回答から選んでもらうように質問を行います。

回答の方法
単数回答型

複数の選択肢の中から1つだけ選ぶ回答方式です。集計する側もまとめやすい便利な形式です。

複数回答型

選択肢から2つ以上選ぶ回答形式です。回答者の気持ちに合わせて、より適切な答えを引き出すことができます。

自由回答型

回答を文章で自由に記入してもらう形式です。具体的な意見を聞くことができる半面、無回答や意味不明な回答が増加する可能性もあります。

作成の注意
特定の回答を引き出すためのアンケート(設問)の作成は避ける

たとえば「環境保護が叫ばれていますが、あなたは資源ごみをリサイクルすべきだと思いますか」と質問すると、回答者は環境保護の趣旨から考えて肯定的な回答をすることが予想されます。

誰もがわかる言葉を利用する

専門用語や流行語など一部の人にしかできない言葉では、答えること自体が難しくなることや、無理に答えることで、回答者によって受け止め方が異なります。回答者の認識が異なると回答の信頼も下がります。

質問の内容は一問一答にする

1つの質問に対して1つのことを聞くようにします。
例えば
「美容と健康に良いと思いますか」→「美容に良いと思いますか」「健康に良いと思いますか」
「面白くて役に立つと思いますか」→「面白いと思いますか」「役に立つと思いますか」
というように分けなければなりません。

アンケートの集計・分析を見越した調査票の設計

アンケートの作成について、回答者が答えやすいようにすることに加え、設計者の意図と回答者の認識にずれがないように設計していくことが重要です。間違ったデータから得られた情報では、さらなる間違いを起こします。

また、回答を集めることが目的ではなく、そこから全体の集計や、データの分析、解析をしていくことが次のステップです。そのため、集計や分析がしやすいように質問を作成していくことや、回答が集まった時点でどのような集計や分析を行うかはアンケートや調査の実施前から想定して調査票を設計することが重要です。

参考:アンケート調査の種類を理解して調査の成果を最大化しよう

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