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業界環境の分析に欠かせない3C分析とは?

2016年 7月 6日

市場機会を発見するためには、企業は自社の内外の環境を分析する必要があります。一度調査や分析を丁寧に行ったとしても、市場の環境は常に変化し続けており、その変化を察知できずに流れに取り残されてしまえば、競合に後れをとってしまいます。こうしたことを避けるためにも、自社を取り巻く環境について分析を行う必要があります。
分析すべき環境とは、企業組織内にあり自社のコントロール内にある内部環境と自社のコントロールの外にある外部環境の大きく2つに分けられます。

この2つの環境を分析するために思考の枠組みとなるフレームワークツールの代表として3C分析というフレームワークがあります。

3C分析とは

「市場・顧客」顧客のニーズを把握する「競合」競合が顧客に提供している価値、独自性、強み・弱みを把握する「自社」自社の現状とビジョンとの差を把握し、行動を決定する

3C分析とは企業の競争環境を3つの環境で表したフレームワークで、それぞれの頭文字がCとなることから3C分析と呼ばれます。3C分析の「3C」とはそれぞれ、「市場・顧客(Customer)」、「競合(Competitor)」、「自社(Company)」の3つです。自社のコントロール内にある自社の分析のみならず、社のコントロールの外にある「競合(Competitor)」、「自社(Company)」も分析を行います。

3C分析の3つのポイント

事業を取り巻くこの3つの視点「市場・顧客(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company)」を分析することで、自社の強みや外部の潮流を把握し、戦略の考案・評価をすることになります。それぞれどのようなポイントで見ることが重要かを順にご紹介いたします。

「市場・顧客」の分析の視点とは

市場の規模(潜在顧客の数など)、トレンド(市場の成長性など)といった概要を踏まえたうえで、顧客の購買行動やニーズの動向を把握して主要な購買要因を明確化します。また、市場セグメント別(商品別・対象者別)の顧客動向も把握します。

「競合」の分析の視点とは

市場シェアやコスト構造などの概要を把握したうえで、自社にとって競合はどこかを把握し、比較して強み・弱みを分析します。そして、市場で成功している企業を探し、その企業がなぜ成功しているかを把握します。また、競争相手からいかに市場を奪うか(守るか)ということを考えることで自社の打ち手の方向性を検討していきます。

「自社」の分析の視点とは

強み・弱みを分析し、自社の強みと市場での成功要因やあるべき姿との整合性やギャップを把握することで自社の打ち手の方向性を検討していきます。

3C分析を活用しアクションにつなげるためには

3C分析のように視点を絞って行うことでどのようなことを考えたらよいかわからないということからテーマを絞って考えることができます。ただし、単純に分析をそれぞれの視点で行うことが重要というわけではなく、自社の課題とは何か発見して問題解決につながる分析が必要で、そのために様々な切り口で環境の分析を実施していくことが重要です。そして出された内容から自社の打ち手を検討していきます。